耐候性に関連する標準化について
日本産業規格(JIS)
JWTCが原案作成団体となって制定された大気暴露試験に関するJISについて紹介します。
- (1)JIS Z 2381(大気暴露試験方法通則)
- (2) JIS Z 2382 (大気環境の腐食性を評価するための環境汚染因子の測定)
- (3)JIS Z 2383 (大気環境の腐食性を評価するための標準金属試験片及びその腐食度の測定方法)
- (4)JIS K 7219-1(プラスチック-屋外暴露試験方法-第1部:通則)
- (5)JIS K 7219-2(プラスチック-屋外暴露試験方法-第2部:直接暴露試験及び窓ガラス越し暴露試験)
JWTC規格
JWTCで実施しております大気暴露試験等の大半は、JIS規格に基づき行っております。しかし、技術の進歩・社会的ニーズの変化に伴う試験の多様化に迅速に対応するため、JWTCでは、信頼性の高い試験データを確保しつつ、団体規格であるJWTC規格を策定して参りました。
なお、(3)及び(4)のポリエチレンリファレンス試験片については、原材料が入手困難となっており、JWTCから提供できませんのでご了承願います。
- (1)JWTCS 1001:1%塩水噴霧促進サイクル腐食試験方法
JWTCS 1001 平成21年4月1日改正 (PDF147KB)
- (2)JWTCS 3001:シリコン系太陽電池モジュールの大気暴露試験方法
JWTCS 3001 平成19年9月1日制定 (PDF110KB)
- (3)JWTCS 4001:ポリエチレンリファレンス試験片
JWTCS 4001 平成21年4月1日改正 (PDF110KB)
- (4)JWTCS 4002:ポリエチレンリファレンス試験片を用いたプラスチックの耐候性に関する暴露環境の求め方
JWTCS 4002 平成21年4月1日改正 (PDF158KB)
- (5)JWTCS 4003:構造物用塗膜の耐候性評価方法
JWTCS 4003 平成19年9月1日制定 (PDF96KB)
- (6)JWTCS 4004:耐候性試験用の基準塗装試験板
JWTCS 4004 平成19年9月1日制定 (PDF41KB)
耐候性にかかる国際標準化(ISO)への参画
耐候性試験分野(大気暴露試験及び促進劣化試験)についてISO(国際標準化機関)においても活発に国際標準化(ISO規格)が実施されており、JWTCでは、関係する国際標準化分野の国内対策委員会に参画しております。
- (1)ISO/TC156 (金属の腐食)
- (2)ISO/TC35/SC9(塗料/塗料一般試験方法)
- (3)ISO/TC61/SC6(プラスチック/老化・耐薬品性,耐環境性)